京都 鍼灸(接骨院)です。往診やリハビリ治療やスポーツ針灸に力を注いでおります。
京都市西京区の針灸、接骨院、訪問(出張)治療も対応。
 

27年 4月号 まさに万能薬?!ココアの健康効果

 ココアはカカオ豆をすりつぶして加工したココアパウダーをお湯などに溶かした飲み物で、抽出液ではないので豆の成分がまるごと摂れます。ミネラルや食物繊維などの成分が豊富で、ポリフェノールは体の老化を抑える抗酸化作用や動脈硬化の予防につながります。

 最近では、冷え性の改善やインフルエンザ予防に効果があることもわかってきました。実際に、冷え性の人を対象にココア、お湯、ホットコーヒー、温かい緑茶を飲んでもらったところ、体の表面の温度を保つ効果はココアが一番高かったそうです。

 ココアは一日にコップ一杯で健康効果があるので、手軽に飲むことができそうです。「ピュアココア」や「純ココア」と呼ばれるココアを選ぶとより効果的です。

●主な成分
鉄分、カルシウム、亜鉛、ポリフェノールなど

●主な効果
冷え性改善、便通改善、抗インフルエンザウイルス
効果、傷が治りやすくなる

 

27年 2月号 症状別で選ぶ☆ハンドクリーム

 肌荒れしやすく、炊事・洗濯など水仕事がつらい時期。
ハンドクリームが欠かせませんが、種類が多くてどれを選べばよいかわからないことも。症状に合わせたクリームの選び方を紹介します。

 

☆乾燥によるカサカサ・・・・・・ビタミン系
  「冷え」は肌荒れの原因のひとつ。ビタミンE配合のクリームは、血流改善・保湿の働きがあり「冷え」や「乾燥」の解消につながります。

☆かさつき・かゆみ・・・・・・保湿系
  ヒアルロン酸やワセリンなど保湿効果のある成分は様々ですが、成分にはこだわらず自分の肌に合うものを選ぶように。

☆角質化してゴワゴワ・・・・・・尿素系
  尿素は保湿効果と角質層を溶かす働きがあります。目元や唇など皮膚が薄い部分には使わないように。ゴワゴワ落ち着いたらビタミン系に。

☆ひどいかゆみ・・・・・・かゆみ止め系
  赤みのある炎症などでかゆみがひどいときには、かゆみ止め成分が含まれたものを選びたい。5日ほどで治りが悪ければ念のために皮膚科へ。

 クリームを塗るのは、寝る前やお風呂上りが最適。
お風呂上りから寝るまでの時間が長い方は、もう一度塗っておきましょう。

 

26年 9月号 誘眠ストレッチで疲労回復&美人力チャージ

 夏の疲れが出てくるこの時期、夏バテを引きずり気味で疲れがとれずよく眠れない、そんな方は寝る前の簡単ストレッチがおすすめです。
体の緊張をほぐし、リラックスした状態で眠ることで、疲労回復につながります。

〜グルグル肩ほぐしで首から肩の痛みを解消!〜

@あぐらで座り、両手を肩におく。軽く胸を張り、背中が丸くならないようにする。

A指先は肩につけたまま、両ひじを胸の前でつけるように意識して、肩甲骨を大きく開いていく。上体は自然な前傾姿勢に。

Bそのままゆっくりと息を吸いながら、内側から両ひじを大きく回すように頭の横、二の腕からわき腹をグーッと上に引き上げる。

C息を吐きながら両ひじを背中でつけるように意識して、肩甲骨を閉じ、ひじを下ろす。内回り、外回りそれぞれゆっくり5回を目安に。

   
▼ポイント
肩甲骨に意識を向け、肩甲骨が大きく開閉しているような動きを感じるようにすること。
   
〜体側伸ばしストレッチで新陳代謝を活発に!
   

@あぐらの姿勢から、右ひざが床から離れないように意識しながら、左手もしくは、左ひじを床につける。

A息を吸いながら右手を真っすぐ高く上に伸ばす。指先で肋骨を引っ張り上げるようなイメージで、右のお尻は床から離れないように注意。

B息を吐きながら右手を頭の先に伸ばす。視線は指先で、腕を伸ばしきったところでキープし、ゆっくり5回呼吸する。反対側も同様に。

   
▼ポイント
肋骨が大きく扇型に開いていくようにイメージすること。床においた手で床を押し返すと、さらに深く体側が伸びます。
   
〜体の前側を伸ばして、体ポカポカ&足ホッソリ!
   

@割り座になって、つま先は真っすぐ後ろに伸ばす。ひざが痛い人は大きく開いて座わる。

Aお尻を前にずらして、お腹を緩めたら両ひじを床におき仰向けに。ひざが痛ければ、両手を床においてもよい。

B両手を頭の上で伸ばし、両ひじをつかんで肩甲骨を床に沈めて呼吸をゆっくり10回繰り返す。戻るときはゆっくりとひじから手へと順番に戻り、斜めに起き上がるようにする。

   

  ほどよく緊張の解けたよい眠りは美肌を創るといわれ、女性にはうれしい効果も。質のよい眠りが美人への近道になるかもしれません。

 

26年 6月号 肩・首筋の血液の流れをスムーズに

仕事でパソコン、普段はスマホやタブレットを使うことが増え、目や肩への負担は増える一方。
そんな時は背中での腕の引き合い運動をして、肩から首筋にかけて新鮮な血液を送り込んでスッキリしましょう。

背中での腕の引き合いのポイント
@背筋を伸ばして胸を張り、両手を後頭部に回してカギ型に組む。
Aあごをしっかり引き、ひじを大きく張り、肩甲骨をグッと中央に引き寄せながら左右に10秒引き合う。
※左右の手を組み替えて同様に一度に3セットを目安に行う。

<主な効果>
肩への痛みの予防・改善、リフレッシュ、姿勢矯正、背中の引き締め

眠気解消にも効果があるので、いつでも手軽に気分をリフレッシュできますよ。

 

25年 10月号  スポーツの秋もサポートします

オリンピックの開催地決定で盛り上がる今年の秋は、スポーツの秋で決まりですね!
運動が健康によいことはご存じの通りですが、このほど運動する時間が10分増えるごとに、ガンや認知症などのリスクが低くなることがわかりました。いきなり長時間の運動をするのはおすすめしませんが、ウォーキングなどの軽い運動から始めたいですね。
今、ケガをしている方はしっかり治して、万が一運動でケガをされた方は、痛みの専門家である私たちがサポートします。

 

25年 5月号  美しい姿勢で、体にいいウォーキング

「ウォーキングは体にいい」とよくいわれますが、ウォーキングで大切なことは何でしょう?歩く時間?それとも歩数?正解は「姿勢」。
1日にどれだけ歩いても、悪い姿勢では筋肉がこり固まり逆効果になることも。
それではどんな姿勢でウォーキングすればよいのでしょうか。

 

● 姿勢をチェック
STEP1 まずは自分がどんな姿勢で歩いているかを確認

@壁からかかとを5センチほど離してまっすぐ立つ。
A後頭部、背中、お尻を壁にピタッとつける。
B腰と壁の間に手を入れる。

↓↓↓

○手ひらがピタリと入る。または手首であたりで止まる
・・・美しい姿勢
○手と壁の間に余裕がある
・・・骨盤が前に傾いた姿勢
○手が入れにくい。お尻が壁につかず、体が弓なり
・・・骨盤が後ろに傾いた姿勢

※骨盤が傾いていると猫背などの原因になり、筋肉がこり固まってしまいます。

● 美しい姿勢に改善
STEP2 次に歩き方を変えて姿勢を改善

※どちらも上半身は頭とあごを引き、腕は後ろにしっかり振りながら、
胸の中央を前に出すように意識する。

 また、「おしりを締めて立つ」ことで姿勢はよくなります。
歩き方も難しく考えず「かかとで着地、つま先で蹴る」を普段から意識してみましょう。
ベテランのウォーカーもこれから始める方も、健康のためには美しい姿勢で歩くことが大事ですよ。

▼さらに美しく姿勢を無理なく続ける方法はこちら!

早歩き法で無理なく続ける

 美しく歩くコツがわかったところで、次は無理なくウォーキングを続ける方法です。ウォーキングを始めてみたものの疲れるだけで効果がイマイチ、と思っている方にもオススメです。
例えば、運動効率を上げようと長時間大股で歩くと下半身に意識が向き、一部の筋肉ばかりを使ってしまうため、筋力がない人は苦痛で長続きしません。そこで無理なく歩くことができる「早歩き法」です。
この「早歩き法」は上半身の上下動が少なく心臓の負担が少ないため、息も上がりにくく、運動効率が高い歩き方です。ポイントは腕の振り。上体を少し前に傾け、ひじを直角に曲げて前後によく振り、背中を誰かに押されているイメージで歩きます。この歩き方なら自然と足が前に出るため、下半身を意識しなくなります。

明日からのウォーキングでさっそく試してみませんか?

 

25年 3月号  「あごの痛み」を改善

口が開けづらかったり、食事のときにあごに痛みがはしったりすることはありませんか。
あごの痛みは、関節ではなく周りの筋肉に出ていることが多く、筋肉がこり固まって起こります。痛みの原因は、あごの周りの筋肉に負担がかかる生活習慣やクセ。これらを見直すことで痛みを和らげることができます。

★このような生活習慣はありませんか?

■上の歯と下の歯が常にくっついている

■知らないうちに歯を食いしばっている

■パソコン作業など猫背であごを突き出すような姿勢を長時間続けている

■ほおづえをつく

■寝転がって本やテレビを見る

中でも、上のはと舌の歯をくっつけるクセのある人は、「歯を離す」と書いたメモを目に付く場所に貼り、気付いたときに息を吐きリラックスするようにしましょう。
また、生活習慣を見直すだけでなく、筋肉の血行をよくするストレッチでも痛みの改善につながります。

生活習慣の見直しやストレッチでも改善せず、痛みがひどい時にはお気軽に当院にご相談ください。

 

25年 2月号  「筋トレで転倒予防」

歩きなれているはずの道や家の中など、思わぬところで転んでしまうことがあります。

転倒の原因は足腰の筋力とバランス力の低下です。筋力が落ちると足が上がらず、つまづきやすくなります。
またバランス力が下がると、体勢が崩れたときに立て直せずに転んでしまいます。

日頃から足腰の筋力とバランス力をアップさせる簡単な筋トレを行い、
転倒を予防しましょう。

転倒によって起こりやすい太ももの付け根の骨折は、高齢の方の場合、寝たきりにつながることがあります。今年一年、元気に過ごせるように、筋トレでコツコツ足腰を鍛えておきましょう。

 

24年 11月号ver.01 「頭痛のセルフケア」

 日本人の5人に2人が悩んでいる頭痛。代表的なのが「緊張型頭痛」と「片頭痛」です。この2つのタイプは原因やケアの方法が異なるので、どちらのタイプかきちんと見分けることが大切です。
  見分けるポイントは、ストレッチなど体を動かしたときに痛みが楽になるかどうか。緊張型頭痛は頭や首の血行不良が原因のため、体を動かし血行がよくなると痛みが楽になります。反対に、片頭痛は脳内の血流の多さが原因です。そのため、血行がよくなると痛みが増してしまいます。
  どちらのタイプの頭痛か分かれば、あとはセルフケア。タイプ別のセルフケアで予防・改善を。

緊急型頭痛のセルフケア

●腕ふり体操でコリをほぐす
両ひじを上げ、正面を向いたまま、
左右交互に型を大きく回す。
体の軸を意識して、腕の力は抜く。
※1〜3分を目安に1日数回行う
●お風呂で肩や首を温める
●寝る前に腹式呼吸をしてリラックスする

24年 8月号ver.01 「日焼け後のアフターケア」

 日差しが厳しくなるこれからの季節は、日焼け後のアフターケアが肝心です。
日焼けは軽いやけどと同じ状態ですが、やけどとは違いすぐに症状がでないことが特徴です。日に当たってから4〜5時間後に肌が赤くなり、翌日に最も症状が悪化するのでケアが遅れがちです。日差しを浴びすぎたと感じたら、すぐにアフターケアを。

▼ アフターケア
@ ぬれタオルやシャワーで日焼け部分を冷やす
A 消炎成分入り軟こうを塗る
B 抗酸化作用のあるビタミンC、Eなどを含むかぼちゃ、豆類などをとる

 日焼けの原因の紫外線は、皮膚の細胞内にシミやシワ、皮膚がんの原因となる活性酸素を発生させ、細胞のDNAを傷つけます。アフターケアも大切ですが、日焼け対策もしっかりして、海水浴やキャンプなど夏のイベントを楽しみましょう。

 

24年 7月号ver.01 「夏はプールでウォーキング!」

 屋外で体を動かすのがつらい夏。涼しいプールで水中ウォーキングをしませんか。
水中ウォーキングは、体にあまり負担をかけずに筋力アップができ、年齢を問わず、また泳ぎに自信がない方でも楽しめます。この夏、水中ウォーキングにチャレンジしてみては。

▼歩き方

【基本】
かかとから着地し、足裏全体をプールの底にしっかりつけて歩く。
上半身は背筋を伸ばして前かがみにならないように。

【慣れてきたら】
@歩幅を広くして腕を大きく振って歩く
背筋と両足をつなぐ大腰筋が鍛えられ、骨盤のゆがみが改善される。

A膝を高く上げて水を蹴るようにして歩く
お尻や脚の筋肉が鍛えられ、ヒップアップ効果

B背中で水を押すようにして後ろ向きに歩く
普段鍛えにくい背中の筋肉が鍛えられる

▼水中ウォーキングのメリット

・浮力があるので関節への負担が少ない
・水の抵抗が負荷になって筋力UP
・有酸素運動なのでダイエットに効果的
・水温が寒冷刺激になって体温調節機能UP
・水圧がかかるので心肺機能UP

 安全に水中ウォーキングを楽しむには、準備運動を行ってからゆっくりプールに入ることが大切です。また、水から出た後はシャワーなどで体を温めて疲れを取りましょう。
笑顔で会話ができるくらいのペースが目安です。仲間とおしゃべりを楽しむながら続けられるといいですね。

 

24年 5月号ver.01 「足のセルフチェック」

 みなさん、足に合った靴を履いていますか?合わない靴は足のトラブルの元になります。いつまでも健康に歩き続けるために、足のセルフチェックを!!

◎チェック項目

■親指の付け根が痛い、または、足裏の人差し指と中指周辺にタコがある
外反母趾の前兆かも。靴や靴下で指先を圧迫しないことが大切です。また、はだしで歩くなど足裏を刺激し、筋肉をつけて予防しましょう。

■土踏まずがない(扁平足)
運動不足など土踏まずの周囲にある筋肉を使わないことが主な原因です。高齢になると足裏に痛みが出やすくなるので要注意。つま先立ちなどで足裏の筋肉を鍛えましょう。

■指が「く」の字に曲がっている(ハンマートゥ)
指先がつまった小さい靴や指先に負担のかかる高いヒールを履くことで起こります。高齢になるとつま先の痛みで歩けなくなることも。指を曲げたり、指と指の間を開いたり、ストレッチで改善しましょう。

 

24年 4月号ver.01 「体にやさしいお酒の飲み方」

  職場の歓送迎会やお花見など、お酒を飲む機会が増えるこの季節。楽しい宴席でついつい飲みすぎてしまうことも。適量のアルコールはストレス解消に役立ちますが、一度に大量の飲酒は急性アルコール中毒になる恐れがあります。そこで体にやさしいお酒の飲み方をご紹介します。

■飲む時
自分がどれくらいの量を飲めるのかを知り、自分のペースで飲む
●空腹時の一気飲みを避ける
脂肪分の少ない肉や魚、乳製品や豆類などのたんぱく質や野菜を多く食べる

■飲んだ後
●水分を十分にとる
果糖はアルコールの代謝を促進するのでフルーツジュースなどを飲む
翌日、二日酔いがひどくなれば軽く体を動かす

 以上のポイントをおさえて同僚や家族、友人とのお酒を楽しみましょう。

 

24年 1月号ver.01 「脳の活性化術」

  勉強や仕事など、毎日の生活で働き続ける私たちの脳。いつまでも脳の機能を若々しく保つために「脳の活性化術」を試してみませんか?

脳の活性化術 その@ 「十分な酸素補給」
頭がすっきりしない、作業がはかどらない、やる気が出ない・・・・・・。それは酸素不足のせいかもしれません。
脳にとって酸素は必要な栄養素であり、脳の働きを高めるにはより多くの酸素を取り入れることが大切です。普段の生活で酸素不足になることはめったにありませんが、暖房が効いた部屋に1日中こもっていると、脳が酸欠状態になってしまうことがあります。
また、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、体のすみずみまで効率的に酸素を送ることができます。さらに、ウォーキングでは脳の神経伝達物質であるアセチルコリンやノルアドレナリンの分泌が活性化され、記憶力や集中力がアップするといわれています。
暖かい部屋にこもりがちになる時期ですが、脳の老化を予防するために、部屋の換気や軽い運動をして脳にたくさん酸素を送りましょう。

 脳の(brain)の大好物は酸素とブレインフード(brain food) 

脳の活性化術 そのA 「ブレインフードを摂る」
脳細胞を活性化させる栄養素の総称を「ブレインフード(脳機能改善食品)」といいます。ブレインフードを普段から積極的に摂ることで、記憶力・判断力の向上が期待できます。

主なブレインフード
青魚・マグロ・ブリに多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)
脳内の血流を改善・神経伝達をスムーズにする・脳細胞を活性化
大豆・牛乳に多く含まれるホスファチジルセリン
脳内の血流を改善・神経伝達をスムーズにする・脳細胞を活性化
キムチ・納豆などの発酵食品に多く含まれるGABA(ギャバ)
脳細胞を活性化

 脳の活性化術は毎日続けることで効果を発揮します。脳を活性化させて元気で健康な生活を目指してみては、

 

23年 9月号ver.01 「よく噛んで健康に」

秋を迎えておいしい食べ物が増えてきましたが、みなさんは食べるときに「噛む」ことを意識していますか?

噛むことは体に様々な良い影響を与えます。例えば、脳の血流が良くなり脳が活性化し、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぎます。

また、噛むことで唾液の分泌量が増え、消化・吸収を助け、細菌や発ガン性物質を減らす効果があります。よく噛んで食事をするには工夫が必要です。そこで3つのポイントを紹介します。

よく噛むための3つのポイント

■歯ごたえのある食材を選ぶ
硬いだけではなく小さく噛みきるために何度も噛む必要があるものを選ぶ。筋繊維がしっかりした肉類、繊維質の多い野菜など。
食材の例 牛肉、豚肉、イカ、タコ、ニンジン、レンコン、シメジ、干しシイタケなど

■調理の方法
・食材を大きめに切る。
・野菜は加熱するとやわらかくなるので生野菜と組み合わせる。

■食べる時には…
・一口で30回または30秒以上噛む
・飲み物などで流し込まない。
・背中が丸まるときちんと噛めないことがあるので、背筋を伸ばす。

 

23年 5.6月号ver.01 「汗のニオイ対策」

日差しが強まり、そろそろ汗のニオイが気になり始める季節。皆さん、汗のニオイ対策は大丈夫ですか?
通常、かいた直後の汗は無臭なので、こまめに汗をふき取って皮膚を清潔に保てばニオイを抑えられます。
しかし、現代人の汗はかいた直後から臭うことが……。
これは、現代人は運動不足やエアコンなどで汗をかくことが少なくなり、汗腺機能がていかしているから。汗腺機能が低下すると、血液中の尿素などニオイの原因物質が汗と一緒に出てしまいます。
汗腺機能を保つため、体を動かすなど、日ごろから汗をかく習慣をつけましょう。
肉類やアルコールのとり過ぎも汗のニオイの原因になることがあるので、食事にも気を配りたいもの。下着は発汗を防げず、吸水性にすぐれた綿素材のものがおすすめです。

<上手に汗をかくために>

●エアコンに頼り過ぎない
風呂上りなどエアコンはできるだけ使わず、汗を出してゆっくりほてりを冷ます。

●入浴時の発汗トレーニング
風呂用のイスに座り、熱めのお湯に両膝から下と、両肘から先の部分を10〜15分半身浴をする。

●十分な水分補給を
1日に1.5Lは水分をとる。ミネラルが多く含まれているものがベターです。

 

23年 1月号ver.01 「知ってますか?インナーマッスル」

  筋肉には、アウターマッスルとインナーマッスルとがあります。アウターマッスルは、力こぶなど目で確認できる筋肉です。 身体の表面には近い部分にあり、大きな力を発揮します。
では、インナーマッスルとはどういう筋肉でしょうか。

@インナーマッスルはどこにある?
身体の深層部、アウターマッスルの内側にあります。

Aインナーマッスルの役割は?
1. 関節を固定・保護する。
2. アウターマッスルを支える。
3. 身体を動かすときに安定した姿勢を保持し、バランスを保つ。
★インナーマッスルが衰えると、姿勢が悪くなったり、肩こりや腰痛を引き起こすことがあります。

Bインナーマッスルを鍛えるには?
ポイントは「低負荷・高回数」。
ベンチブレスなど重い重量を使って鍛えるアウターマッスルに対し、インナーマッスルは軽い重量を使った動きを10〜20回繰り返す運動で鍛えます。 中でも、ゴム製のチューブの伸縮性を利用したトレーニングは、負荷の向きや強度を調整でき最適です。また、ストレッチで筋肉をほぐすことでインナーマッスルが効果的に 動かされ強化されるので、ヨガやピラティスも良いといわれています。

見えないところで身体を支えてくれているインナーマッスル。
小さな筋肉ですが、日常生活で常に働いてる重要な筋肉です。この機会に意識してみては。

 

22年 12月号ver.01 「ぬれマスクで眠っている間もカゼ予防」

  朝、目覚めるとノドが痛い……。起きたときに、カゼの初期症状を自覚する人は多いでしょう。
睡眠中はだ液やものを飲み込まないので、ノドが乾燥し、そこにカゼのウイルスが付着しやすくなります。そのため、カゼ予防には眠っている間の乾燥対策がポイントです。
オススメなのが手軽にできる「ぬれマスク」。マスクの一部を水でぬらして、鼻が出るようにつけるだけ。水分含んだマスクからの湿った空気でノドや鼻の粘膜が潤うので、ウイルスは付着せずに流されます。
さらに、ぬれマスクには口呼吸の人でも、鼻呼吸ができるようになる利点も。口呼吸は、乾燥した空気が直接ノドにあたるので、ノドを痛めたり、ウイルスが直接体内に入りやすくなったりします。しかし、鼻呼吸は鼻の粘膜や鼻毛が空気を加湿・加温し、ウイルスをブロックしてくれるので、ノドや肺にやさしい状態で体に取り込まれます。
寒い冬でも元気に朝を迎えるため、いつもの手洗い・うがいに「ぬれマスク」の習慣を加えてみては?

ぬれマスクを作ろう
@ガーゼマスクの上部1/3を水でぬらしてしぼる
Aぬらした部分を外側に折る
B鼻は外に出し口だけ覆ってマスクをする

◆鼻は外に出すので呼吸がラク
◆口が苦しいときは下唇から下を覆うだけでも効果あり

 

22年 11月号ver.01 「腰痛予防の座り方」

 デスクワークや車の運転など「座っている」時間は意外に長いものです。
正しくない姿勢で座り続けると、背骨や筋肉に大きな負担をかけてしまい腰痛の原因にもなります。

 座った姿勢は正しい姿勢で立っている時よりも背中のカーブが崩れ、背中を支える筋肉や背骨のクッションの役割をする椎間板に負担がかかりやすくなります。特に負担が大きい座り方が「あぐら」。腰の周りの筋肉が突っ張り、血行が悪くなり痛みが起こりやすくなります。

 車の運転時、背もたれを倒し脚を前に出す座り方も腰に負担がかかります。車に乗る時に腰に負担をかけにくい、上手に座るポイントを紹介します。

●深く腰かけ、股関節は直角に保つ
●ウエストポーチを腰当てにしてもOK

 

22年 8月号ver.01 「できていますか? 水分補給」

  「いい汗かいたし、ビールで乾杯!」。少しカラダを動かしただけでも汗をかくこの季節。
運動などで汗を流した後は、ビールで乾杯したい人も多いはず。
でもアルコール類には水分の排出を促す作用があるため、運動で多量の汗をかいた後での
「1杯のビール」は脱水症状を起してしまうことがあり、危険です。
汗を流した後はまず適切な水分補給が大切です。
汗は水分と一緒に体内のナトリウムも排出しますが、運動の種類によって汗や排出された
ナトリウム等の塩分の量は違い、水分補給に適した飲料も違います。
脱水症状や熱中症を予防するためにも、運動別に水分補給のタイミングや飲料の種類を
おさえておきましょう。
日常生活の中で、汗をかいている実感がなくても水分は失われていくので水分補給は必要です。
ただし、あまり運動をしない人がスポーツ飲料を飲みすぎると糖分の取りすぎになることも。
また炭酸飲料も糖分が多く水分補給には適しません。
汗を流して渇いたカラダを潤したら「かんぱ〜い!」

 

22年 6月号ver.03 「武道の呼吸法で体調管理」

 「最近、そわそわして落ち着かない」 「物事に集中できない」なんてことはありませんか?そんなときには剣道や弓道、柔道などの武道に共通する「丹田呼吸法」を試してみては?
丹田呼吸法は、腹筋に力を入れ横隔膜を下げてゆっくりと長く息を吐き切り、吐き切った後で自然にスッと息を吸います。丹田呼吸法は、もともとは座禅の呼吸法で、気持ちを落ち着けて集中力を高める効果があります。
また、丹田呼吸法で血液中のセロトニン濃度が増えることが確認されています。セロトニンは全身の神経の働きを活発にする物質で、分泌されると体の姿勢を保つ筋肉を適度に緊張させます。
丹田呼吸法では下腹に力を入れるので腹筋が鍛えられ、お腹のたるみも解消できます。剣道や柔道の道場に通うことはむずかしくても、武道の呼吸法は普段の生活に取り入れられます。この夏から、呼吸法の達人を目指してみては?

22年 6月号ver.02 「スロージョギングのススメ」

「ジョギング」といえば、特別な道具の必要がなく、すぐに始められる一方、しんどくてなかなか続かないイメージがあります。
今回ご紹介する「スロージョギング」は、ジョギングといってもハードな運動ではなく、なおかつ生活習慣病の改善や脂肪燃焼にも効果が高いため、これから運動を始めようという方にピッタリです。スロージョギングは、人間が持っている二種類の筋肉、「速筋」と「遅筋」のうち、主に「遅筋」を使います。遅筋は大きな力は出せませんが持久力があるので、長時間走り続けても疲れにくいのが特徴です。
では遅筋を使って走るにはどうすればよいのでしょうか。
ズバリ、歩くぐらいの速さで走ることです。ゆっくり走ることで速筋を使わず遅筋だけで走ることになります。
「歩くぐらいの速さでよいならウォーキングでも…」と思うかもしれませんが、
スロージョギングはウォーキングに比べ、消費エネルギーが1.6倍も多いといわれており、スロージョギングの方が脂肪燃焼に効果的です。
そして「速筋」を使うときのエネルギーが糖質であるのに対して、「遅筋」を使うときのエネルギーが脂肪であることから、遅筋だけで走るスロージョギングは、普通のジョギングよりも脂肪燃焼に効果的なのです。
仲間同士でおしゃべりしながらゆっくり走れば、一人で走るよりも楽しく続けられますよ。
ケガをしている方はしっかり治してから走りましょう!

 

22年 6月号ver.01 「座りっぱなしは腰に負担です」

自宅や職場で長時間パソコンを使うようになり、椅子に座り続けることが多くなる・・・。
このことが原因で腰周りにだるさや痛みを感じる人が増えています。
人の骨格は二本足で立ち、歩くのに適した構造になっており、横から背骨を見るとゆるいS字カーブを描いています。
この形が重い頭を支え、身体への負担を少なくしていますが、椅子に座るとそのS字カーブが崩れ、腰への負担が増えてしまいます。
腰への負担を軽くするには、椅子に座るときにおしりと腰を椅子に密着させ、背中は背もたれから離すようにします。
ずっと同じ姿勢を続けると身体が固まってくるので、こまめに姿勢を変え、一時間に一度は椅子から立って歩いたり、腰周りのストレッチをしましょう。

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